カワウの獲物とヒヨドリ

キジ撮りのフィールドからの帰り道、キジ撮りが不作だったこともあり、小さな漁港に立ち寄る。駐車スペースに車を止め持参のコーヒーで一休み。フロント越しにカワウが潜水を繰り返しているのを眺めていて、浮上してきた時に獲物を呑み込んでいるらしき様子を見掛け、コーヒータイムは中断。カワウを狙うことにした。

ヤツの潜り込む場所と浮上してくる場所が随分離れている。どこに浮上してくるのか全く見当がつかないのだ。それに数隻の船が係留されているから余計分かり難い。何度も何度も浮上を狙っていて、やっと1ショット、まずはの1枚が撮れた。

カワウの獲物は何だったのだろうか。尾鰭から想像するにオイカワのように思えるのだが。この後も3度ほど小魚を咥えて浮上してきたが飲み込むのが早くてうまく撮れずだった。浮上してくる所がそれなりに推測できると、浮上の瞬間もものにできるのだろうが、如何せん予測不能、老爺が欲しいものは撮れそうにない。

湖岸沿いの畑で野良仕事をしている人を眺めていて、少し離れた桜の木で散り残った桜の花を啄んでいるヒヨドリがいるのに気付き、そちらへレンズを振った。

本日好天。いい一日だった。

これから稚鮎などが遡上を始める。安曇川のヤナ場では鮎やウグイ、ハヤなどを狙ってサギやカワウがやって来る。ヤツらの捕食のシーンを撮りに行くか。