琵琶湖に流れ込む小川の河口で小さなカモの集団がいるのを見つけ、驚かさないようにそっと近づく。カモの小集団はカモ類の中で最も小さいコガモだった。しきりに水中に逆立ちして水草を食べていた。暫く見ていると小集団の中の２羽が水浴びを始め、華麗な水上の舞いとも言える動きを始めたのだ。これを狙って背の高い枯れ草の間からレンズを突き出した。
コガモ・水上の舞い、なんとも面白くて小半時眺めていた。この間に何度もの舞いだ。PCに落とし込んで撮影枚数を見ると375ショット。重いヤツを手持ちだったから腕力の衰えた老爺に後半の撮影は結構厳しかった。小川の土手を遡行するのに三脚も一脚も荷物になると車のトランクの中だ。三脚持参だったらもう暫くは粘っていただろうに。
陽射しの素晴らしい冬日和、いい一日だった。
