トビとチュウサギ

風もなく陽射しの暖かい昼下がり、読書の眼休めにと鳥撮りに出掛ける。最近は電子書籍を専らにして読書をしている所為だろう、紙の本の時と比べて眼の疲労が重くなっているのだ。それに運動不足、何とも不健康な日々が続いている。

小一時間、重いヤツと三脚を持って歩いたが、今日は不思議と鳥もアングラーも見かけないのだ。和邇川河口の駐車スペースにも奈良ナンバーの車が一台いただけだった。湖面にも渚にも、見渡す限りの田んぼにも全く鳥の姿がない。

今日は鳥撮り不作かと思いながら歩き廻っていてやっと見たのは、耕作放棄地のヨシ原の先にいたトビ。そして帰り道の和邇川の中にいたチュウサギのみ。

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琵琶湖の水位がマイナス70cm近くなっていることから、和邇川の河口最先端に砂州が現れこれによって水流がL字になって流れ込んでいるのだ。今日はここに鳥たちが来ていなかったが、このL字になった水路はサギたちが小魚を捕食する格好の場所になるのだ。時間を見つけて狙いに来なくてはなるまい。