小さな漁港にいたコサギたち

曇天の鳥撮りにはあまり芳しくない光を承知で湖岸へ行く。

今日は何故か、遥かに遠い渚近くにユリカモメらしヤツとオオバンと思える混群の遊泳を見かけるだけで、見渡す湖面に鳥の姿が見当たらないのだ。白と黒の混群は2Kmほど向こうだ。被写体に恵まれていればその混群を目指すことはなかっただろうが、手ぶらで帰るのも癪だと思いさざなみの打ち寄せる水際を混群に向かって歩く。今日持ち出していたのは、いつもの鳥撮り用のEOS7D+150-600mmではなく、EOS5DMark2+EF35-350mm。相当に近づかないと鳥は豆粒なのだ。いい距離まで近づき今一歩というところで、混群のいる渚近くの松林から犬を連れた夫婦連れが出て来た。混群はあっという間にばらばらになって沖に向かう、飛び立つカモメもいた。

帰ってカミサンにこんな状況を話していたら、カミサン曰く、目的のものが撮れなくて残念でしょうが、日頃の運動不足解消になって好かったじゃないですか。

帰り道、小さな漁港に寄ってみる。混群が撮れなかった代わりになるものが撮れた。

コサギ

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チュウサギ

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途中で引き返したとはいえ渚を往復3Km近く歩く、老爺には結構な運動になった。

カモメたちの混群のいた場所からさほど遠くないところに大きなヨットの保管場所がある。カフェもあったように思う。陽射しのいい時には一度渚を歩いて行ってみなくてはなるまい。