花いろいろ

ウスベニアオイ

ウスベニアオイの花にアゲハが来ていた。 この花の蜜はどんな味がするのだろうか、アゲハが吸蜜に来ているのをよく見掛ける。 それに執拗なと思えるくらい花から花へ渡り歩き滞留時間が長いのだ。 アゲハの好みはどんな甘みなのだろうか、一度舐めてみよう。…

ミツバチ

風車村(高島市)のルピナスの花が盛りだという記事を思い出し見に行く。 狙いはルピナスの花に来る虫たち、トンボやチョウ等を期待していたのだが全くの空振りだった。 ミツバチが思いの外沢山いたので飛翔体を狙って追いかけた。 ここの花苑に早朝から入る…

トベラの花

夕方の散歩の折、空き地のトベラの花が満開になっているのに気付く。 このトベラの花にはいろんな虫たちがやって来る、絶好の虫撮り場所なのだ。 ただ難点は、トベラのある場所が急傾斜の法面にあり、老体にはかなり厳しい場所。 急斜面の雑草に足をとられて…

グミの花

夕方の散歩の折Oさん宅の庭先でグミの花が満開なのを見る。 この花の実が赤く熟したらOさんにお願いして分けて貰おう、そんなことを考えながらファインダーを覗いていた。 グミ、長い間口にしたことのない木の実だ。 完熟した実は甘くて美味かった。 熟れ切…

ミモザの花

あちこちのお宅でミモザの花が咲き誇っている。 住宅地では大小とり混ぜて10数本のミモザが見られる。 その中でも群をぬいて大きなミモザがHさん宅の庭にあった。 2階の窓際に届きそうな背丈と庭の半分も覆いそうな枝ぶりだった。 この大きさが原因で2年前の…

ヒサカキとハナニラ

小さな谷間の畑の急道を登り畑の上に顔を出した時、春のニオイの一つヒサカキの臭いを嗅ぐ。 ニオイの元はかなり離れているが風に送られ漂って来ているのだ。 このニオイは悪臭の部類に属するから、この臭いが好きだと言う人はあまりいないだろう。 都市ガス…

沈丁花

図書館からの帰り道、Iさん宅の生け垣に沈丁花が花開いているの見付けた。 花粉症の所為で眼も鼻もぐしゃぐしゃになる憂鬱な日々が暫くの間続いていたが、ここのところ軽症ですんでいる。 なもさんとにおい寄こすや沈丁花 そんなことを口ずさみながらコンデ…

蝋梅

蝋梅を見たいと思い散歩はいつもより遠出になった。 ポカポカ陽気の暖かい日差しが降り注いでいる畑や農事小屋の周りで虫探しをした。 この農事小屋の軒下ではアゲハのサナギを見たこともある。 テントウムシの小さな集団が越冬しているのを見たこともある。…

梅のつぼみ

夕方の散歩の折、荒れ果てた棚田の南斜面に在る梅の老木に小さな春が来ているのを見付ける。 ぷくっと膨らんだつぼみが何とも言えず可愛らしく思えた。この梅の木を初めて見た頃は若くて樹勢が盛んだったから沢山の花を付けていた。それが老木になった今では…

フキノトウ

春先の苦味を食してみたくなっている。 そんな思いがあったからスーパーの野菜コーナーでフキノトウを探したが見当たらなかった。 比良山麓の棚田の土手などでもフキノトウがそろそろ顔を見せる始める頃だ。 寒さが和らぐのを見計らって探しに行ってみよう。…

冬いちご

雑木林の入り口で冬いちごを見付けた。 いつもの年だったら沢山の実が見られるのだが、林の中に通じる道の手入れが昨年の暮れ頃に行われたのだろうか、冬いちごの木も周辺の熊笹も刈り取られている。 赤い実が僅か残っているだけだった。林道入口が手入れさ…

初冬の蜜蜂

庭の八手の花が咲き始めた。 初冬のこの頃から咲き始める八手の花は虫たちの貴重な蜜源なのだ。 花にはハナアブの仲間、オオクロバエやハエの仲間それに一匹の蜜蜂が吸蜜に来ていた。 風のない暖かい日には蜜蜂が何匹も来ることがあるが今日は寒空、一匹だけ…

枇杷の花(2)

長い間放置されていた竹林に人の手が入っているのを見つけ立ち寄ってみた。 薄暗い竹林だったが間引きされていて竹林の中が明るくなっている。 所々に土入れがしてある、これからタケノコ採りを始める準備だろうか。 タケノコ採りが本格的に始まるとすれば、…

ツワブキの花

少し早めの夕方の散歩にPUKUさんと出る。 運動不足が続いているので遠回りのコース、小さな谷間の畑の方へ向かいたいのだが、PUKUさんはそちらへ向かうのを嫌がって道端に腹ばいになり抵抗するのだ。 夏の初めころまでは、谷間の畑へ降りる草道も先頭で進ん…

食用菊

散歩の帰り道ITOUさんの菜園へ行く。 食用菊が二畦、食べごろを迎えていた。 菊を鑑賞するというよりも、酢の物にしたらとか天婦羅にしたらとか、軽く湯通しして野菜サラダに加えたらとか、食べることばかりを考えていた。我ながら風流心のない食い意地にあ…

アキアカネ

写真仲間のTさんのメールに秋のバラを撮っているとあったのを思い出し、湖西浄化センターのバラ園へ行く。 見頃のバラを鑑賞するというよりも虫撮りの性だ、虫探しに夢中になっていた。 見付けたのはアキアカネとハナアブの仲間だけ。 真赤なバラの花の上に…

コスモス畑にて

百日草やオミナエシそれにタデの花は完全な終末期だ。 花々は色褪せ干乾び始めている。 それらと交替するようにコスモスが満開になっているのを見掛け、虫撮りに行く。 そこは放棄された菜園。菜園のコスモスは小さな群落だがいろんな虫たちがやって来るのだ…

時季不知

階段の石垣の石と石の隙間に根を下ろしていたタカサゴユリが花開いた 門扉の近くには大小とり混ぜて十数本のタカサゴユリが生えているが、いずれも花期はとっくに終わり、今では実鞘が大きく膨らんでいる。 こんな時季に仲間はずれのように咲くと、時季不知…

マツヨイグサ

早朝、庭の片隅でマツヨイグサが咲いているのを見付ける。 背の高い雑草に混じってマツヨイグサが2本、ひょろひょろとした感じで伸びている。 種を蒔いた覚えもないから鳥が落としていったのだろう。このマツヨイグサには花の咲く時間帯に合わせて、夕刻に…

オニユリの蕾

庭のオニユリの蕾が大きくなり始めた。 小さな庭に10本ほどのオニユリが生えている。 この内の柚子の木の近くにある一本だけは、Sさんに球根を貰って植えたものだが、それ以外はいつの間にか生えいでてきたものなのだ。 (2012・7・12 撮影)オニユリの花が…

栗の花

郵便物を投函するためポストまで直行せずに遠回りする。 炎天下物好きにも遠回りとは、と思いながらも、空き家になっているお宅の庭の栗の花が最盛期だと思い出し、足を延ばすことにしたのだ。 この栗の花ではこれまでに、ヒメアカタテハ、コミスジ、ヒオド…

菜園で見た花・2

早朝の散歩からの帰り道ITOUさんの菜園に行く。 ズッキーニとカボチャの花を見る。 ズッキーニ カボチャ ズッキーニやカボチャの花にはミツバチやクマバチがよく来ているし、小さなアリ達が群がっているのをしばしば見かけるが、朝早かった所為かそれらはい…

菜園で見た花

久しぶりにAさんの菜園に入ってみる。 ジャガイモ、キュウリ、シシトウ、トマトなどの花を見る。 野菜の花を見ていると何故かほっとするものがある。 菜園に入らせてもらうのは、主目的とする虫撮りもさることながら、さまざまな野菜やその花を見ることが気…

ベニシジミとヒメジョオン

通り雨のような小雨の後、ヒメジョオンの咲く空き地に入る。 ベニシジミ、ツバメシジミ、ナナホシテントウ、体長5mmほどのハナアブの仲間等がいた。 この空き地ではダイミョウセセリをよく見かけるのだが、今日は見当たらずだ。 ヒメジョオンの花盛りの間は…

ヤマボウシ

琵琶湖岸を歩いていてヤマボウシの花を見掛ける。 ヤマボウシの花を見るときまって思い出すことがある。 花にまつわることではなく秋になると赤く熟れるこの実のことだ。 このヤマボウシの実には二つの思い出がある。 一つは半世紀以上も前のいつも空きっ腹…

プラタナスの花

龍谷大瀬田キャンパスの近くの公園でプラタナスの花を見る。 朝食抜きだったので早めのランチをと思い、コンビニでサンドイッチとホットコーヒーを買い求め公園に寄り道したのだ。 ここでもサンドイッチを頬張りながら無意識のうちに虫探しをしていた。 まさ…

ねぎ坊主

4・5年前までは住宅地の空き地に幾つもの菜園が作られていた。 その菜園も今では放棄されたものが多くなっている。 作り手が一段と年取った所為なのだ。 そんな荒れ果てた菜園でねぎ坊主に来ているシマハナアブを見る。 ファインダー越しにねぎ坊主を見ていて…

つつじ

久しぶりに龍谷大大宮キャンパスを訪ねる。 早島理龍大文学部教授の講座・インド仏教における「いのち」論が5回の予定で始まる。 「いのち」論や「生命」論などの考え方や立脚点の違い等が聴けるのではと楽しみだ。帰り道、龍谷ミュージアムで開催中の「チ…

花大根

先日カタクリの花を見に行った帰り道、柿畑に野大根の花が咲いているのを見付ける。 カタクリの花を撮りながらも虫たちを探して雑木林の中を歩き廻ったが、一匹の虫にも出くわさずだった。 そんなことから野大根の花を見た時、モンシロチョウやミツバチ等が…

カタクリの花

マキノ町石庭(高島市)へカタクリの花を見に行ってきた。 この雑木林をカタクリ園として地元の方が管理していた頃は、カタクリの群生が見事だったが、5年ほど前この雑木林の木が一斉に伐採されたことを契機に管理されなくなっている。 それに背の高い木々…