ベニシジミとヒメジョオン

通り雨のような小雨の後、ヒメジョオンの咲く空き地に入る。
ベニシジミ、ツバメシジミナナホシテントウ、体長5mmほどのハナアブの仲間等がいた。


この空き地ではダイミョウセセリをよく見かけるのだが、今日は見当たらずだ。
ヒメジョオンの花盛りの間は注意して覗きこまねばなるまい。



空き地の一角ではドクダミが勢力を広げ、独特なニオイを発散している。

このドクダミの花に来ている虫をこれまで一度も見掛けたことがないのだが、この花に来る虫はいるのだろうか。
居るとすればどんな虫だろうか。虫も好きずきだろうから居るに違いない。
見てみたいものだ。



ドクダミの若い葉は天ぷらにして食せるというが、何でも一度は口にしてみたい私でも口にする気がしない。天ぷらにすれば独特なあのニオイは消えると分かっていても、食い気は起らない。

このドクダミを乾燥させたものをドクダミ茶として市販もされているようだ。

そう言えば昔、奥永源寺へ虫撮りに行った折、農家の軒下に大量のドクダミが干されているのを見たことがある。訊ねてみると、お茶どころのその在所でも健康茶として愛用されている人が何人も居られ、軒下のドクダミは一年分のお茶用だ、とのことだった。

永源寺での虫撮り、老兵が車をぶっ飛ばすにはそこは随分と遠くなっている。