花いろいろ

コスモスに来たツマグロヒョウモン

JR湖西線和邇駅の近くに喜撰川という小さな川がある。 この川の左岸ではもう随分以前から土手に溢れるようなコスモスが見られた。 今回もコスモスの花盛りが楽しみで出掛けたが期待は裏切られた。 コスモスそのものが僅かばかりなのだ。 それに土手道も例年…

白い彼岸花にいたクモとアリ

100mmマクロを持ってAさんの菜園の斜面に咲く白い彼岸花を見に行く。 遠目に見た時は4日程前に見た様子と変わらなかったが、近づいてみると白い彼岸花の大半はかなり傷みが進んでいた、花の命は短くて、まさしくそんな風情だった。 急斜面から滑り落ちない…

白い彼岸花

先日手に入れた「サピエンス全史」とても面白い、夢中で読んでいたが白い彼岸花を撮るには頃合いの時刻だと思い3時過ぎ本を伏せた。 白い彼岸花はAさんの菜園の急斜面に咲いている、斜面の下の道が日陰になる頃がチャンスなのだ。 マクロを持出していろいろ…

ノウゼンカズラの花

玄関先の10株ほどのタカサゴユリも花の季節が終り近くなっている。 このタカサゴユリでは過去にナツアカネが休んでいたりムシヒキアブが来た。 3年ほど前の夏の夜にはトカゲが来たことがあった、そんな1ショットを撮ったこともある。 しかし今夏は虫の訪れ…

ランタナの実

僅かばかりになったランタナの花にキアゲハが来ていた。 翅の傷みもない新鮮な個体だ、羽化して間がないように思われる。 ランタナの木では実が熟し始めている。 これまでだったら好奇心にかられてこの実を口にしただろうが、そんな好奇心も薄れ始めている、…

ヨモギの虫こぶ 

「庭に白い綿毛のような毛をした虫らしいものがいますよ」 そんな電話が孫娘からかかってきた、虫撮りに夢中になっている爺さんのことを気に掛けてくれているのだ、陽射しは厳しかったがスープの冷めぬほどの距離、100mmマクロを持って出掛ける。庭のヨモギ…

カバオビドロバチだろうか

庭のオニユリが咲き始めた。 オニユリの花に近づく時に決まって思い出す言葉がある。 「花粉にはくれぐれも注意してくださいね」というカミサンの一言だ。 今日もカメラを持出した折玄関先で「花粉には注意してくださいね」と注意があった。 それというのも…

色褪せて

花も終末期を迎え色褪せてくると何とも言えず物寂しい。 色褪せるに伴い香りを失い花びらが傷つき始めると余計に寂しくなる。 町内会の一斉清掃日だったこともあり、自治会館の入り口近くに植栽されているアジサイがかなり大胆に刈りこまれた。 色褪せ汚れた…

ドクダミの花

雑木林を抜けた雨上がりの道端で白い花の咲くドクダミの小群落を見る。 ドクダミにレンズを向けていて不意にSさんのことを思い出した。 Sさんは「野の仏たち」というテーマでさまざまな野仏や道祖神を撮っていた。 その中に、背の高いドクダミの群落の中に立…

ヒメジョオンの群落

料理当番の買い物から帰った後、小さな谷間の山際にある農業用水槽へイトトンボを撮りに行くつもりで器材一式を用意していたが、あまりの眠さについ横になってしまった。 三方を開け放った寝室はさわやかな風が吹き抜ける、いつになく長い午睡だった。 イト…

小さなガの仲間

耕作放棄された段々畑の斜面で野バラが満開なのを見つけ斜面を登る。 なんという種類のバラだろうか、大輪のバラよりも草叢で咲く小さなバラの方がお気に入りだ。 チガヤや小笹の生い茂る畑の中を歩き廻っていて、翅を広げた大きさが20mm前後の小さなガの仲…

ネコハエトリの獲物(2)

真夏日のような暑さに外出する気にもなれず、半ば以上くたばっていた。メインで使っているPCをWin10にアップグレードしてから時々不審な動きをするのだ。 こんなことからバックアップしていない画像データを外付けHDDに落とし込む。庭のタカサゴユリの葉の上…

カタバミの実鞘

階段の石垣の隙間や擁壁の犬走りの隙間などでカタバミの実鞘が成熟し始めた。 昨年は庭掃除をするカミサンに引っこ抜かれた。 今年は早々に、カタバミの葉はヤマトシジミの食草になりますから引き抜かないでください、と頼んでおいた。お陰であちこちに小さ…

牡丹を見に

牡丹を見たいと思いカミサンを誘い出して牡丹の寺として知られる総持寺(長浜市)へ行く。 境内一面の牡丹は見事だったが花の見頃は過ぎていると感じられた。 ゆっくり見て回ったがレンズを向ける気にもなれずだった。カミサンの撮ったのを借りて掲載する。 …

方向感覚を失う

カタクリの花のことをふと思い出し、マキノの雑木林へカタクリの花を見に行く。 雑木林に点在する花は遠目には見頃だったが、近づいてよく見るとどこかが傷んでいたり色褪せている、4月の初め頃に来ていれば新鮮で色鮮やかな花が見られただろうに。林の中を…

クサイチゴ

例年だったら年に2回夏の初めと冬前に草刈りされていた空き地が、持ち主が変わったのだろうか昨年は2回とも草刈りがされずだった。 今も背の高いカヤの枯れ草に覆われている。 そんな空き地の一角にクサイチゴの群落が出現し、白い花が咲き誇っている。 ク…

切られた夏蜜柑の木

虫撮りの行動範囲が年々狭まっている老爺には、自宅からそう遠くない小さな谷間の畑は虫撮りの格好のフィールドだった。 今日その畑へ行っておっ!となる、段々畑の様子が変わってしまっているのだ。 時季になると白い花を咲かせていた夏蜜柑の木が、無惨な…

ミモザの花

朝夕の散歩がこのところ極端に少なくなっている。 今日は少しばかりの散歩、ミモザの花が咲き誇っているのを見る。 昨年夏の初めころまでは孫娘の愛犬PUKUさんがお供をしてくれたからほぼ毎日の散歩だった。。 散歩の途次、季節の移り変わりの兆しを見つけ出…

沈丁花

スギ花粉の飛散量が今日も多いのだろうか、朝、書斎の窓を開けた途端に酷い目の痒さに襲われる。 目の痒みの酷さの上に、涙ポロポロ、鼻もぐしゃぐしゃだ。 この3・4日は花粉症も軽症だったから、今日は虫撮りに遠征しょうと思い準備万端に整えていたが、眼の…

ふきのとう

比良山麓の雑木林や棚田道を歩く。 目的は二つ、虫撮りとツクシ探し、かなりの距離を歩き廻ったが二つとも叶えられずだった。 ツクシの代わりに棚田の土手でふきのとうを見つける。 10日ほど早く、二月の終わり頃に見つけていれば頂いて帰り、蕗味噌や天ぷら…

ツクシ探し

ツクシの卵とじを喰いたい、そんな思いがふと募り、以前ツクシを採ったことのある空き地の事を思い出し行ってみる。 その空き地にはツクシ畑かと見紛う程のツクシが生えていた。 4年ほど前にはここで沢山のツクシを採り、卵とじや佃煮にしたこともあった。 …

オオイヌノフグリとタネツケバナ

比良連山の南端霊仙山の麓から流れ下る小川・喜撰川の川沿いの道を、中流域から河口まで歩く。 ひさしぶりの長い歩きだ、川沿いの道端や田の土手で虫探しや春の花探し、土筆探しをする。 (今日は眼の痒みが嘘のように消えている、啓蟄の日の物凄い痒みは一…

秋のバラ園へ

湖西浄化センター(大津市苗鹿)の構内にあるバラ園へ行ってきた。 秋のバラが見頃だった。 ここでもバラを撮るというよりも意識は虫探しに向いていた。 バラに止まるアカトンボが欲しかったのだがまるで見掛けずだった。 バラにいたのはミツバチ、フタツボ…

白い彼岸花

夕方の散歩の折、残照の中で白い彼岸花の一叢を見付け立ち止った。 真昼間の陽光の中で見かけたのであれば左程気にも止めなかっただろうが、残照の中で、しかも黄金色に輝いて見えただけに、不思議な感応を覚えていた。 いつまで生きる 曼珠沙華咲きだした …

ノウゼンカズラ

庭のノウゼンカズラが僅かばかりだが二度目の花をつけている。 最初の花が終わった後、花を付けていた蔓の先端部分を切り取っておいたのが良かったのだ。例年だったらこのノウゼンカズラの花盛りには、アゲハの仲間やツマグロヒョウモン、アシナガバチ セセ…

マダラアシナガバエ

梅雨の晴れ間の庭先、ヤブツバキの葉の上にいる小さなハエの仲間を見付ける。 金緑色の体に黒褐色の紋のある翅を持っている、マダラアシナガバエだ。 もう随分以前だがITOUさんの菜園でコイツの交尾体を見たことがある。 陽に輝く二つの金緑色の体が綺麗だっ…

ナツアカネ未成熟体(?)

スイレンを見に水生植物公園みずの森(草津市)へ行く。 人出の少ないことを願って9時開園直後に入ったが、既に大勢の人、バス2台の団体さんがいた。 単独行での虫撮りを専らにしている老爺には、かなり厳しい状況だった。 都会の雑踏に放り込まれた山家育…

虫撮り不作

もりやま芦刈園アジサイを見に行く。 アジサイそのものと言うよりは虫撮りが目的だったが、不作だった。 見かけたのは、ササグモ、クマバチ、ムシヒキアブ、ホソヒラタアブ。 帰り道、虫撮りのフィールドの一つにしている菜園に寄るも、此処でも獲物は見当た…

白いつるバラ

全く草むしりをしていない小さな庭、雑草が伸び放題になっている。 以前だったらカミサンがこまめに草むしりをしていたが、歳のせいか間遠になっている。 根の深い雑草やフェンスに絡みつくツタなどの処理は私の役目だが、これらも長い間手付かずだ。 そんな…

ホソヒラタアブ

もりやまバラ・ハーブ園へバラを観に行く。 園内では82品種のバラが咲き誇っているが、バラの鑑賞もそこそこに虫探しに夢中になる。 素晴らしいバラの中にいながら花より虫とは、我ながら無粋なと思いながらもファインダーを覗いていた。 バラの花粉を喰って…