枇杷の花(2)

長い間放置されていた竹林に人の手が入っているのを見つけ立ち寄ってみた。
薄暗い竹林だったが間引きされていて竹林の中が明るくなっている。
所々に土入れがしてある、これからタケノコ採りを始める準備だろうか。
タケノコ採りが本格的に始まるとすれば、イノシシ除けの為に電気柵が張り巡らされるのだろうか。

竹林の外れで枇杷の花が咲いている、虫が来ているだろうかと近づいてみた。


小さなアリが来ていたがハナアブやハエの仲間、ミツバチなどは見掛けずだった。
寒空のこの時季本当に虫たちが吸蜜に来るのだろうかと、この花を見る度に思うが虫たちは来ているのだ。
先日、蜂蜜のことをWebで調べていて、枇杷の花の蜂蜜があることを知った。
養蜂家は10月の半ばになるとそれまでの巣箱(百花蜂蜜・いろんな花の蜜が混じった蜂蜜が溜まっている)から、混じりっけのない枇杷の蜂蜜を採る為に新しい巣に入れ替えるという。
冬季に咲く花は枇杷以外になく純粋な枇杷の蜂蜜が採れるというから、蜜蜂は活動しているのだ。
枇杷蜂蜜はかなり高価な蜂蜜だ、一瓶180g 2,200円だった)

枇杷の花の花期は長い、散歩の折には吸蜜に来ている虫たちに注意していなければなるまい。