アリグモ(擬態)

新聞を取りに出た時、変わったアリがいるのを見つけ急いでカメラを持ち出す。
よく見るとアリではなくアリに擬態したアリグモのようなのだ。

アリグモの特徴は全身真っ黒でクロヤマアリに擬態していると思っていたが、眼の前にいるヤツは真っ黒ではない。成長過程のクモ(幼体)なのだろうか。

アリグモ(ハエトリグモ科)の擬態の目的は、アリを捕食するための「攻撃的擬態」とアリに似せることで外敵から身を守るための「隠蔽的擬態」の2説があるが、最近では後者の説のほうが正解のようだ。

アリグモは結構早い動きだ、暫く追っかけていた。
このアリグモとは反対に超スローで動いている小さなミノムシがいるのに気付く。
体長10mm程のミノムシだ。


このミノムシはこれで成虫なんだろうか、それとも幼体なんだろうか。
オオミノガチャミノガなどミノガの仲間は15種いるようだ。
小さすぎて同定できないが、成長していく過程で蓑も大きくするというから楽しみだ。

今日は普段あまり目にしない珍しいもの早朝から2体を見た。