ホタル撮りのロケハン

高島市朽木へホタル撮りの為のロケハンに行って来た。
国道367号線の梅の木を左折して針畑川沿いの山道を通り、平良、小入谷、能家、雲洞谷、麻生へ向かった。
ホタルがよく見られるという場所は大体の見当は付けていたが、地元の人達に尋ねるのが一番と何人もの人に声を掛けた。

草刈りの手を止めて親切に教えてくださる方もいた
またホタルの生息地という標識も見かけたが。


しかしいずれの場所も路肩に駐車するスペースがないのだ。
またいいなと思える場所は、ホタルを鑑賞するにはいいが三脚を据えて長時間露光で狙うには問題が有りそうだ。夜間の通行量は多くはないと思われるが、車のライトが入れば一巻の終わりという危険性がある場所なのだ。
ホタルの光跡はコンポジットを前提にした撮り方しかないないだろう。

それに地元の人曰く、「ホタルは年によって出方が違うし、日によっても沢山飛ぶ時と全く見かけない時もある、写真に撮れるのも運じゃわな」「昔はようけおったがこの頃は除草剤撒くけんな、おらんようになってしもうた」
ホタルが本格的に飛び始める今月の末頃リスク覚悟で来なくてはなるまい。
「夜の道は鹿がよく出るけんな、事故を起さんようにおいでよ」
狭隘な夜の山道を老兵は走れるだろうか、挑戦だ。

ロケハンの道すがら、タニウツギに来ていたカラスアゲハを撮る。