イチジクの木とキボシカミキリ

AKIYAMAさんの菜園の斜面にイチジクの木が3本植わっていた。
その中の一番大きかった木が3年程前にカミキリに食い荒らされた為、根元からバッサリ切りとられてしまった。
残った2本の内の一本の二股に分かれた大きな枝の一つが、春先から木の勢いを失い枯れかかっていたが、昨日の夕方見た時にはその枝も根元から切り落とされていたのだ。
樹の根元にはカミキリの幼虫が食い荒らした食痕や沢山の木屑があったから、やはりカミキリの所為だったのだ。

木の切られた跡を見に行ってみると、想像していた通りのキボシカミキリがいた。

見つかっただけで6匹もいた。

菜園の草の斜面から少し見上げるようにしてキボシカミキリを撮りにかかるが、自分の足腰や腕の筋肉の衰えを思い知らされた。
EOS 5D Mark2にEF180mmマクロを装着すると2.2Kgの重さになるが、コイツがやけに重くなっているのだ。それに右膝を曲げ左足を伸ばすような姿勢でファインダーを覗いている為、カメラをきちっと支えきれずにいて、手振れを起こしているのだ。体力の衰えが悲しくなる。

時間の流れとともに人も木も衰えていく。
このイチジクの木が3本とも元気な頃は毎年のように季節には、沢山のイチジクの実を頂いた。それを使ってイチジクのコンポートやジャムを作ったものだ。自分好みのコンポート作り、そんな楽しみも今年は味わえないかもしれない。
180mmマクロも出番の機会が減っていくことだろう。

今日の獲物

 (未同定)