シャチホコガの仲間

雨の晴れ間を狙って柚子の木にいるアゲハの幼虫の様子を見に出た。
鳥に喰われたり寄生蜂にやられる前に、書斎の飼育箱に来てもらい、成長の過程を撮ることにする。

昨年と違って今年は虫撮りに専念することを自分に課した所為もあってか、春先以来これまでに気付かずにいた虫たちに出遭うことが多くなっている。
猫の侵入防止を兼ねて張ってあるネットでシャチホコガの仲間を見つけた


図鑑で調べてみるに、ウスイロギンモンシャチホコのようだ。

これまでは膨大な蛾の種類の中から目的の蛾を見つけ出すことに、さしたる苦労も感じなかったが、最近は老眼の疲れと根気のなさとが相まって、調べだすのに難儀している。
モニターの輝度を落として検索しているが眼精疲労が続いているのだ。
時にはいい加減な調べ方になっていたりするので、正しい名前をコメントしてくださる親切な方のお世話になっている状態だ。感謝しなければならない。

庭のユリを喰う虫アカクビナガハムシの幼虫を全部取り除いたつもりだったが、ユリの葉にまた現れている。
黒いコールタール状の中に身を隠して葉を囓っているのだ。このコールタール状のものはヤツの糞だろうか。


この幼虫も初見だ。観察し続けなくてはなるまい。