柚子・自然落果

3-4日前から庭の柚子の自然落果が多くなっている。
付き過ぎた実を樹木自身が自然に落とす、いわゆる生理的落果と言われる現象だが、その落果する数の多さにびっくりしている。
自然落果があることは承知していたが実の半分近くが落ちてしまうとは思いもよらなかった。
まだまだ落ちそうな感じだ、葉の間に黄色くなっている実が幾つも見える。
(アゲハの幼虫も3匹見つけた)

今年の春先の柚子の剪定を素人の乱暴さでやった所為だろうか、葉ばかりが茂っている。

柚子生産農家では葉100枚について実1個の割合で管理するようだから、庭の柚子の実の付き具合もよく調べてみなければなるまい。

蕾に対して最終的に収穫される割合はどの位の個数なのだろうか。
生産農家では柚子の木1本あたりどれ位収穫するのが平均的なのだろうか。

美味い食べ方はないだろうかと思案しながら、自然落果の小さな実を拾い集めていた。

拾い集めた実はかすかな柚子のかおりがあり、囓ると何とも言えぬ苦味だ。
柚子の花でジャム作りを考えたことはあるがこの苦味を活かした料理は思い付かない。

少し早めの夕方の散歩の途中、意外なほど多くのベニシジミを見た。

羽の傷みが少ないのだ、羽化が同じ頃だったのだろうか。