比良川上流にて

比良川上流で虫撮りをする。
2004年3月に比良スキー場が閉鎖されるまでは、麓からリフトとロープウェイを乗り継いで山頂まで行けたから、八雲が原湿原でのトンボ撮りやアサギマダラを観るのも容易だった。
季節折々に湿原やスキー場周辺に虫撮りによく出掛けたが、今では登山する体力もなく、リフト乗り場跡地近くで虫撮りするのが精一杯だ。

人っ子一人いない谷間で3時間近く虫撮りをした。
 アサヒナカワトンボ(無色型)

 

 オナガシジミ

モミジの木の上で葉っぱを集めて造られた巣(揺籃)のようなものを見つけた。
近くにはオオヤママイマイ蛾の幼虫がいたから、この蛾が拵えたものだろうか。



オトシブミの揺籃はよく見かけるがこんな巣(揺籃)を見るのは初めてだ。
10個ほど造られていたので3個採取して帰った、明日はこの巣の一つを解体してみよう。
それからこの巣の為に飼育箱が新しく入用だ。

獲物の多い一日だった。