ハエトリグモの捕食

散歩の折、ハエトリグモ(シラヒゲハエトリだろうか)がカノコガを捉えているのを見つけた。

xz-1を急いで取り出し、ハエトリグモが獲物を放棄して逃げ出さないように注意しながら、ゆっくり近づく。

クサグモが獲物を押さえ込んでいる場合などでは、かなり鈍感なのかレンズを近づけても獲物を放り出して逃げることはほとんどなかったが、ハエトリグモの仲間はちょっとした動きにも敏感に反応してくるのだ。

先月も柚子の葉の上でマミジロハエトリが小さなハナアブを捉えているのを見かけ、近づこうとしたがものの見事に逃げられてしまった。


それ以来意図してハエトリグモの仲間たちを狙う時には、ボールヘッドの三脚に100mmマクロ+1.4テレコンを載せ、マクロツインライトやリモートスイッチも付け、辛抱強く動かずに気配を消して待つという撮り方を心掛けている。
ハエトリグモの仲間を何度も狙っているが思うように撮らせてはくれない。
会心の一枚は何時手に入るのだろうか。

6月15日に蛹化したアゲハの蛹が少し変化し始めた。
腹部が膨らみ体の色もやや黒っぽくなっているのだ、羽化が間もなく始まる前兆だろうか。

明日は自治会の一斉草刈りの日だ、私にとつては虫撮りの聖域だが、そんな草叢も消滅する。