木の岡ビオトープ

午後から写真展当番の日だ、早めに家を出て木の岡ビオトープへ寄ることにした。
木の岡ビオトープの前身は琵琶湖畔の幽霊ビルとして知られていた跡地だ。
日本初と言われるダイナマイト爆破による解体が行われ、瓦礫の山として10年近く放置されていたところだ。そのお蔭で人が足を踏み入れることもなかった為、市街地では珍しいオニグルミ等が生える多様な植生を取り戻しているとのこと。

滋賀県土木交通部河港課の調査によれば、植物が約340種、鳥類が約60種、昆虫類が約410種等が棲息しているという。
この昆虫類が約410種というのは虫撮り人には魅力的な場所だ。こんなこともあって楽しみにして出掛けたが、期待は見事に外れた。”昆虫類410種、本当なの、本当に調査したの”そんな感じの虫の姿だった。

見たのはイチモンジセセリヨコヅナサシガメ、蛾の仲間3種、それとアワフキムシ。



丹念に歩いたが、トンボのトの字も見ることがなかった。
ショウジョウトンボの真っ赤な姿も期待していたのに、本当にいるのでしょうか?