スズバチの羽化

4月15日にスズバチの巣の一室を解体した折に取り出しておいた幼虫をシャーレに入れ、観察し易いようにと書棚に置いていた。
この幼虫が羽化を始めていたようだが失敗して死んでいた。

この一週間ほどは写真展の準備や当番やらで気ぜわしく飼育箱や書棚のシャーレの中を見る事も無かったのだ。
注意していれば羽化してゆく様子の一端が撮れたかもしれない。残念だ。

昨年の8月28日の朝スズバチが土を運んで来て巣作りを始めたのを撮って以来の付き合いだ。最終的に10室が完成したのが9月13日の夕刻、その間にいろんな出来事があった。
オオセイボウに寄生卵を産みつけられることもあった。

このスズバチの土の巣(育房)はまだ6室残っている。
今のところ変化は見られないが羽化も近いことだろう、注意していなければならない。

本当に長い付き合いだ、生まれてくるのはスズバチだろうかそれともオオセイボウだろうか。