ヒメバチの仲間の狩り

ITOUさんの菜園のタニウツギの花も盛りを過ぎ見苦しくなり始めている。

桜の花のように盛りを過ぎると散っていく花は好きだが、散り際の悪い花は好きになれない。
つい最近もあるバラ園へ行ったが、盛りを過ぎたバラが沢山木に残っていて、その無残な姿に気味の悪さを感じていた。華麗に咲いた後の傷つき萎れかかった花々は何とも哀れだ。

タニウツギの横のタラノキの葉の上でヒメバチの仲間(アゲハヒメバチ?)が何かを抱え込んでいるのをみつけた。動き回る獲物を必死で押さえ込もうとしているのだ。
結構早い動きなのでシャッターラグのあるコンデジ(GX-200)ではうまく追い切れない。
しかも種蒔きが終わったばかりの畑の畝を踏まないようにと、両手を伸ばしきってのファインダー覗きだから、手振れのショットが多い。

抑えこんでいたのはウリハムシだった。
ウリハムシもかなり抵抗していた。
(後でPCに取り込んで拡大してみているとこの抵抗の痕跡が見えた。足が何本かもぎ取られているのだ)

最後はヒメバチウリハムシの捕食を諦めたように去っていった。
ITOUさんの菜園にはキュウリも夏ダイコンも植わっている、ウリハムシの飛来もあるだろうからこんな光景もまた見られるだろう。楽しみだ。