バラルリツツハムシ

今日から一週間の予定で写真展が始まる。
午前中にその設営を終え仲間たちよりも一足早く会場を後にした、眠いのだ。
生活リズムが夜行型になっている為に、昨夜はたっぷりの睡眠時間をとってはいたが、リズム感は狂ったままのようだ。
虫撮りに行こうとか早朝の風景を撮ろうと思う時には、こんな眠気は感じないのに。

駐車場へ向かう道筋で、鮮やかな青い金属製の光沢をもつ虫がいるのを見つける。
バラルリツツハムシだ。

「おいおい、お前さん、現金なものだね」
そんな声が聞こえて来るように、眠気が吹っ飛んでいるのだ。

明日は午前中が受付当番、帰り道は琵琶湖畔で虫撮りだ。