コアシダカグモ卵嚢

ITOU昆虫園と称しているITOUさんの菜園の法面が、一昨日きれいに草刈りされた。
私にとつては格好の虫撮り場所だったから草刈されたのは残念だが仕方がない。
雑草の伸びは早いから半月もすれば虫たちも帰ってくるだろう、そんなことを考えながら菜園を覗いてみた。

ミントの葉の上でコアシダカグモが卵嚢を抱えているのを見る。

抱えているように見えるが正確には卵嚢は口に咥えているとのこと。
口に咥えての行動だから子グモが孵化するまでは何も食べないようだ。
このコアシダカグモの幼体(蜘蛛の子を散らすそんな状態)も見てみたいものだ。
それに昨年秋にはベッコウバチがコアシダカグモを捕まえているのを撮っている。
これからの時季が楽しみだ。

近くの擁壁にはキセルガイもいた。

いつだったかJRの小さな鉄橋の下の擁壁で数えきれないほどのキセルガイを見たことがある。
どんな条件が揃えばこれほどの数が生まれるのだろうかと思ったものだ。

ハエトリグモを狙うが相変わらずヤツに翻弄されている。