オオスズメバチ

今日は龍大瀬田キャンパスで「仏教伝来・第三の道」の講座のある日だ。
近代美術館横の森で虫探しをする予定で少し早めに出発する。

林の中でオオスズメバチが飛来するクヌギの木を見つけオオスズメバチを撮る。


180mmマクロを一脚に載せて接近を試みる。
蜜を舐めている一匹だけだったらなんとかなるが、あちこちからオオスズメバチが飛来してくるのだ、その度に静かに後退りするしかない。
未だこのハチに刺されたことはないが、獰猛とも言える顔付きのオオスズメバチを見ると、刺された時は強烈な痛さだろうと寒気がして、少し離れたところからの撮影だ。

本当はオオスズメバチが接近を許さない為に発するカチカチと嘴を鳴らす警告音、それが聞こえる距離まで最接近したいのだが複数のハチを相手ではそんな無謀な行動もできないでいた。
三脚に180mmマクロを載せて限界線と思われるところまで接近してみたが、これもオオスズメバチが飛来する度にカメラを置いたままの後退の繰り返しだった。
こんな状況だったがそれなりの枚数は撮れた。

木に止まる瞬間、縺れ合う様子、相手に噛み付いている姿 いろんなオオスズメバチの行動を撮りたいものだ。
思うようには撮らせてはくれない。だから面白いのだ。
次回の講座のある日は早朝から出掛けて再挑戦が必要だ。
35−350mm望遠もX1.5テレコンもリモートスイッチも全て持ち出さなければなるまい。