シバミノガ

細い雨が降り続いていたが、2時過ぎ雨の合間に草むらを覗いてみる。
ナナホシテントウの幼虫は相変わらず旺盛な食欲でアブラムシを食っていた。

アブラムシのコロニーを襲っているナナホシテントウ(成虫)をアリが攻撃している様子を、これまで何度も見かけたが今年はまだ見ていない。
もう少し暑くなりアリの行動も活発になると、アブラムシとアリの共生関係やテントウムシを撃退するシーンも撮れるようになるだろう。

雨の合間に活発に活動しているシバミノガをも同じ草むらで見た。

草むらではこのシバミノガが沢山いるのだ、2日ほど前テントウムシの幼虫がカラスノエンドウに沢山いて驚いたが、シバミノガにも驚いた。
これほどの数を見るのは初めての経験だった。

細雨の中のミノムシを見ていて、遠い遠い昔の記憶の中に、雨の中で蓑笠を着て田植えをしている光景があるが、その時の蓑はこのシバミノガの蓑にそっくりだったと思う。