ベニシジミやヤマトシジミの交尾行動はよく見かけるが、ツマグロヒョウモンの交尾を見たのは今日が初めてだ。
嬉しくなって小一時間菜園の中で追いかけていた。
畝を踏まないように野菜類を踏まないようにと用心しながらの行動だから、追いかけるのも大変だった。
南斜面にあるこの菜園の上は竹林と雑木林が広がっていて防風の役目をしているのだ。
これから寒くなり始めて行くと虫たちには格好の避寒場所になりそうだ。
広い菜園の土手のあちこちに柿の木が植わっている。渋柿のような柿の実が沢山なっている。取り入れられることもなく木の上で熟し腐っていくことだろう。
この爛熟した実にはツマグロヒョウモンやヒカゲチョウ、スズメバチなどもやって来るのだ。
頃合いを見計らって撮りに来なくてはなるまい。
