ハエトリグモと彼岸花

彼岸花に来るクロアゲハ等を期待して桂浜園地へ行って来た。
蝶たちは全く見かけず、赤トンボの飛翔もほんの僅かだった。
期待していたものが見当たらないといつもだったらさっさと切り上げて帰るところだが、今日は彼岸花を丹念に見て歩いた。
お陰でいい拾い物をする、ハエトリグモだ。


動き回り軽々とジャンプするコイツを夢中になって追いかける。
浜風に揺れる彼岸花、その静止の瞬間にコイツに焦点を合わせるが、被写体ブレと手振れが相まってゴミ箱行を免れたのはごく僅かだった。
ハエトリグモは「ネコハエトリ」のようにも「カラスハエトリ」のようにも見えるが同定は出来ないでいる。


ヤブキリとその幼体らしきものも見た。

カメラマンや彼岸花を見に来ている人がいなければ、木陰に持参のビニールシートを拡げて遅い朝食を摂りその後昼寝をしたいところだが。
いつものフィールドだったら食事の後の一眠りをやったことだろう。
カミサンに昼前までには帰りますと告げていたので、畑の棚田には立ち寄らずに帰る。