ナガサキアゲハの幼虫

台風の後片付けをしていて庭の柚子の木に、ナガサキアゲハの終齢幼虫がいるのを見つける。
これまでにナミアゲハやキアゲハの幼虫が柚子の葉を囓っているのは何度も見てきたが、ナガサキアゲハの幼虫を見るのは初めてだ。
それに蝶の幼虫を見るのもこれが今年最後のように思えて、飼育箱に来て貰うことにした。


この幼虫はこの秋に羽化するのだろうか、それともサナギのまま越冬し羽化は来春だろうか。
これまでに何度も脱走されたが、2度と脱走されないように管理しなければなるまい。
飼育箱の中には9月17日の日に蛹化したキアゲハが2体ぶら下がっている。
この2体はいつ羽化するのだろうか。

午後から京都に出掛ける。
「はじめてのインド仏教哲学の衝撃 ー無常から刹那滅へー」(講師:谷貞志・龍大非常勤講師)の初講の日だ。
”無常から刹那滅へ”というサブタイトルに魅力を感じて、6回の講座に出席することにしたのだが、集中力や咀嚼力が最近とみに低下しているのだ、居眠りせずに済むだろうかと少し心配になっている。

この集中力や咀嚼力もさることながら体力も低下している。
JR京都駅から龍大大宮キャンパスまではゆっくり歩いても20分足らずの距離なのに随分長く感じていた。日頃の運動不足が祟っているのだ。

帰りはビッグカメラに立寄りレンズのカタログを貰ってから、2階改札口を抜けホームに出た。
関空ゆきの特急はるかが出発するところだった、旅に出たい、そんな思いで見送っていた。