ノウゼンカズラの実

庭のノウゼンカズラの木に実が生っているのを見つけた。

毎年のように二つ三つの実がなるが特に気にもせず初冬の剪定の折切り取っていたが、今回は実が熟れるのを待つことにした。
この実(莢)の中の種子がどんな形状をしているのか残念ながら見たことがないのだ。
Webで調べてみるに、松の種のように羽つきの種のようだ。
松の種が風に舞いながら飛んでゆくようにこのノウゼンカズラの種も風に乗って飛ぶのだろう。
昨冬のはじめタカサゴユリの種を風に乗せて播いたように、ノウゼンカズラの種も風に乗せて播いてみたいものだ。

散歩の途次見かける金木犀の花も終わりが近い、あのさわやかな香りも殆どしなくなっている。
沢山の落花を見つけたので拾い集めて鼻を近づけてみると微かに甘い香りがした。

我が家の金木犀は5年ほど刈り込みもせず放置していた所為で大きくなりすぎたから、梅雨前にバッサリと枝落としをしてもらった。
お蔭で早朝起き出した時寝室の窓を開け放って香りを楽しむことが出来ずだった。

夕方の散歩の折キタキチョウが藪椿の枝にぶら下がって死んでいた。
こんな死の様子を見たのは初めてだ。

少し離れた草叢でホシササキリを見る。

今日も一日呆けずに過ごせた。