秋の草刈り

一週間ほど前から冬に備えて空き地の草刈りがあちこちで始まっている。
住宅地では伸び放題の雑草が枯れたまま放置されると景観の問題や防火対策上のこともあって、刈ることが義務ずけられているのだ。
今朝も草刈りの現場を見た。

そこは私が虫撮りを楽しみにしている場所だった。
早晩草刈りがされるだろうとは覚悟していたが草刈り機が唸り声を上げているのだ。
出来れば11月末まで残しておいて欲しかった場所だったのに。
虫撮りのために遠出をしないときは近くの空き地の幾つかに入っていたが、そんな空き地の草叢もここが刈り取られると残っているのは一つだけになる。

昨日見たオオフタオビドロバチは昨日の場所からは少し離れた所で死んでいた。


今日は午後から深草キャンパスで「シルクロードの文化と仏教・華厳経とその背景」という講座のある日だ、講師は蓮池利隆・龍大非常勤講師。
華厳経について全く知識がないので少しは予備知識をと思い、参考になるものを探しに河原町ジュンク堂書店に立ち寄る。
華厳経関連の参考図書を探すつもりで行ったのに、宗教関係のコーナーで居たよりも8階の写真集の書棚の前に居たほうが長かった。
本屋さんには申し訳ないが写真集を片っ端から手に取っていた。
お蔭で授業に危うく遅刻するところだった。

「華厳の思想」(鎌田茂雄 講談社学術文庫)を買った。