キアゲハの羽化

昨夜0時少し回った時、本箱の中でキアゲハが羽化しているのを見つけた。


昨年10月19日、庭の片隅に生えているミツバの葉を囓っている終令幼虫を見つけ、書斎に来てもらった。その終齢幼虫は22日夕方にはサナギになる準備の為か、与えておいたミツバを囓らなくなっていた。
そして次の23日の夜遅く気が付いた時にはサナギになっていた。
10月も半ばを過ぎていたからサナギでの越冬だろうと思い、飼育箱から本箱に移したのだ。

飼育箱から本箱に移したのは、サナギの変化を観察したかったのと、最終的には羽化の様子を撮りたかったからだ。
4月に入ってからは注意してサナギの様子を見ていた。
昨日の夕方も変化らしい変化も見当たらなかった。
羽化は短時間でおこなわれたのだろう。
待ち望んでいた羽化の様子を見逃してしまったが、それでもキアゲハが生まれていることを見ることで、暗鬱だった一日に終止符が打てた。
何処かほっとした気分になる。