ボケの花

ボケの花を撮っていてジョロウグモの幼体を見つけた。
このボケの木の下で越冬していたのだろうか。


今年初めて見たジョロウグモだ。
昨年はジョロウグモのチョウやバッタなどを捕食する様子を何枚も撮らせてもらったものだ。


ボケの花のことを調べていて、日本ボケ協会という団体まで存在することに吃驚した。
ボケ公園まで在るのだ。
いろいろと品種改良が行われていて沢山の種類が生み出されていることも驚きだ。

裏山が住宅地に変わる前までは春のこの時季、棚田に面した山際の斜面などにはあちこちに野生のボケ・草木瓜の真紅の花を見かけたが、今はその面影は微塵もない、寂しい限りだ。
それに草木瓜の実をジャムにするつもりで探したことも思い出の一つになってしまった。
ボケの木の棘に刺されながら樹の間に手を突っ込んだのも、懐かしい情景だ。

ボケのジャム、喰いたくなっている。
比良山系山裾でボケを探すとすれば、花を付けていて見つけやすい今の時期に探し出し、その場所を記憶しておかなくてはならない。
秋のジャム作りの為にも歩いてみよう。