パンを焼く(4)

6時50分に目覚めた時一日の好天を感じさせる真っ赤な太陽が出ていた。

特別な行動予定もなかったので取り敢えず一枚撮っておいて再び蒲団に潜り込む。
午前3時過ぎまで読書していた所為もあり眠いのだ、これが早朝の桜撮りでも計画していればいくら眠くても起きだしていただろうに。不規則な起床パターンが続いている。

不規則な起床パターンのお陰で朝食用に焼くパンが余り気味だ。
昨年の暮、定期検診の時に血糖値が高めになっていると注意されて以来、それまでのブリオッシュ風の食パンをリーン系のパンに変えているが、それがもう一つ満足できずにいるのだ。
満足している自分好みのブリオッシュ風のパンに戻すか、新しいパンを見つけ出すか。
パン焼きをもう一度一から勉強しなくては。パン焼きの教室を京都で探してみるか。

遅い朝食は手作りのいちごジャム、お気に入りの栗のジャム(ボンヌママン・仏)
それから手に入れておいたダルボ社のアプリコットのジャム、このジャムはもう一つだった。
甘さの口直しは昨日作った春蘭の甘酢漬け、春蘭の茎のシャリっとした歯ざわりと僅かな甘さ、花びらのかすかな苦味、春を感じていた。

パンを焼く、虫を撮る、溜りに溜まっている本を読む、忙しいですね、やれますかと自問自答だ。
それに旅行に出掛けたくなっている。