橋杭岩・昇陽

橋杭岩と昇陽」これを撮るのも目的の一つ。
前日のスケジュールの押せ押せで目的地のロケハンも十分出来ずだったが、なんとかなるだろうと4時起きでホテルを出た。

日の出前の僅かな明るさから日の出の方向の見当をつけて車を停めたが、やはりロケハンをきちんとやってないと満足いくものは撮れない。

刻々と明るくなる速さに場所の移動も叶わず諦めてカメラを取り出す。
三脚を据える場所は首の高さ程ある岸壁の上だ、なんとかよじ登る。
岸壁の上は50cmほどの幅、三脚をすぼめて立てなければならないし、ファインダーを覗くのも半身になり顔をよじってだ。バランスを崩せば前は海、こんな怖い撮り方は初めての経験だった。

橋杭岩の岩の乱立と日の出を考えていたのにのっぺらな風景になってしまった。
時季を選んで再挑戦したいが長距離運転が苦痛になり始めている。