コガタスズメバチの巣

コガタスズメバチの巣を解体してみた。
この巣は女王蜂の単独営巣期のものが何らかの事情で次の段階へ移る前に放棄されたものだ。
徳利型の巣の中に18個の育房が造られていた。

巣が放棄されずに18個の育房から働きバチが育っていったら巣は大きくなっていただろうに。
金木犀の木に大きな巣がぶら下がっていれば少々厄介だが、大きくなっていく過程を見たかった。

今年はItoさんの菜園の周囲や雑木林ではコガタスズメバチの活動に注意が必要だ。
それに階段横の木蔦の花が咲く頃には沢山のハチがやって来る、追いかける方法も考えねば。
1個のハチの巣から今年の虫撮りやフィールドの光景を想像して楽しんでいる。
これはボケ防止には最高の楽しみだ。