行く川の流れは

今日は曇り空の寒い一日だった。
写真展用に選び出したものをひねもすRAW現像をして過ごす。
そんな作業の眼休めにと机の上や書棚を整理していて、”鴨長明 「方丈記」の世界”写真作品募集というリーフレットを見つけた。
先日講座からの帰りに立ち寄った写真ギャラリーで見つけ持ち帰っていたものだ。

上賀茂神社へは何度も出掛けているのに何故か下鴨神社糺の森へは行ったことがない。
昨年も新緑の頃糺の森を撮りに行ってみようと思いながら出掛けられずだ。
写真仲間のTさんのメールに添付されていた若葉の糺の森を見たた時も、一度出掛けたかったが。
「みたらし祭り」や「流し雛」の行事の時も思いが果たせずにいる。
殊に「みたらし祭り」では幾つかの撮影プランを考えていたのに。

不思議と縁の無さだが、今年は”「方丈記」の世界”をきっかけに行ってみよう。
行動力の鈍った老兵に何かをさせようとするには、きっかけを作って行動させるのが一番だ。
ロケハンを兼ねて節分祭に行ってみるか。

方丈記の原文をプリントアウトした。
方丈記」の世界を撮るためにも読み込んでおかなくては。
老兵の感受性は上手く反応するだろうか、イメージ作りが出来るだろうか。
案ずるより生むが易し。