トリミングとは

今夜半から湖北でも大雪のようだし、この雪空は暫らく続くとの予報だ。
琵琶湖畔やマキノの奥に幾つかのポイントを定めているが、未だ満足できる写真がない。
昨年のものも苦労して出掛けた割にはもう少し考えて撮れよと自分に言いたくなるっている。

自分に言いたくなるものの一つが構図なのだ。
見慣れた風景であっても何を主題にしてどう切り撮るか、それが構図だと思うし、その人の美意識が現れると思うからだ。

写真展用の候補として選び出しながらパソコンの画面上でトリミングしてみて、おっ!、この方が
良いな、と思うものが幾つもあったからだ。
写真とはある空間を切り撮る行為=トリミングなんだから、もっと真剣に構図(トリミング)を考えてシャッターを切らねば。
反省だけなら猿でもする、そんな事にならないようにしなければならないのだが、この事も時間が経てば忘れてしまうんだろうな。

雪晴れにも雪の降る日にも出掛けてみよう。
「雪降やまず」と名付けたくなるような一枚を撮りたい、そんな思いも果たさなくては。