ひとりぽっちの漁

今日も寒い一日だった。
それに晴れたり曇ったり、吹雪いたり、冷たい霙だったり、びっくりするほどの陽光だったりと、見る度に天気が変わっていた。そして琵琶湖もいろんな様子を見せてくれる。

いつでも出掛けられるようにと機材一式やポンチョなどの雨具の用意をしているが、出掛けられずにグズグズしている。
奥琵琶湖へイサザ漁を撮りに行こう、3年ほど前寒風の中一人で漁をしている人を見て以来、そんなひとりぽっちの姿を撮りたいと思い続けているのだ。


3年前の撮影行の時は車での通りすがりだったから遠くからの望遠レンズ(350mm)だった。
今年はこの孤独な漁師を目的に探して歩こう、頬かむりの下の顔も狙ってみたいものだ。

寒風の中のひとりぽっち、どんな心境なんだろうか。