ヒメアトスカシバ

ドロバチなどの営巣行動が見たくて玄関横や裏庭などに5個の竹筒トラップを設置している。 それらを点検していた時、蔦の葉の上で黒い胴体に黄色い二筋の帯を持つヤツを見つける。 竹筒トラップに来たオオフタオビドロバチだと思い、急いでポケットからEX-10…

カノコガ

雨を避けるように玄関の庇の下にいる黒い翅に白い紋を散らしたガを見つける。 このガは珍しいガではなくこれまでに何度も見ているのに、レンズを向けている間もその後も、そのガの名前が思い出せないのだ。 Webの図鑑で検索すれば直ぐにも判ることだが、記憶…

サトキマダラヒカゲ

龍谷大大宮キャンパスの構内にはクスノキの巨木が何本も植裁されている。 このクスノキの間を飛ぶアオスジアゲハをこれまで2度ほど見たことがある。 10数年来折にふれて此処に来るが、此処で蝶の姿を見たのは後にも先にもアオスジアゲハを見た2回だけだった…

ヒメウラナミジャノメ

夕方の草叢でヒメウラナミジャノメを見る。 そのすぐ近くではタンポポの綿毛に掴まっているモンシロチョウも見た。 ヒメウラナミジャノメもモンシロチョウも、ぶら下がるように止まっている。 草叢で見付けたヤマトシジミもツバメシジミもやはりぶら下がるよ…

ウスタビガの繭

雑木林への道筋にあるコナラの大木の根元で、ウスタビガの繭を見付ける。 以下のような記事を誰かのブログで読んだことを思い出し、この繭を持ち帰ることにした。ウスタビガは卵で越冬し、四月頃孵化して幼虫になり、6月中旬頃繭を造って蛹になり、11月頃に…

蛾の仲間

びわこ大津館二階のテラスで蛾が死んでいるのを見つけた。 名前は分からない。 いつもだったら撮ってきた虫たちの名前をWebの図鑑などで探し出すのだが、今日はある事情で疲労困憊しているため、探索を放棄している。それにしてもとてつもなく疲れた一日だっ…

アオシャクの仲間

今朝、龍谷大深草キャンパスでアオシャクの仲間を見付けた。 授業に遅れまいと地下鉄くいな橋駅から小走りだったのに、サツキの植え込みの上に青いガを見つけると立ち止まってしまった。 急いでコンデジをザックから引っ張りだす。 遅れて教室に入るといつも…

フユシャクの仲間

陽がかげると途端に寒くなり始めるのでPUKUさんと早めの夕方の散歩に出る。石垣の上にいる蛾を見付ける。 蛾の図鑑で丹念に調べてみるがうまく同定が出来ない。 出現期からするにフユシャク(冬尺蛾)の仲間のように思える。Webの図鑑を見ていて、ウスイロア…

ホウジャク

散歩の途中、垣根から顔を出しているツワブキにホウジャクがいるのを見付け、ポケットに捩じ込んでいるコンデジを急いで取り出す。 ホバリングしながら吸蜜しているところを狙うが上手く追いかけられずだ。 花から花への移動は高速な上に次の花がどの花なの…

エビガラスズメ

近くの川の土手へコスモスに来る虫たちを撮りに行くが、チョウの飛来も一時の賑はない。 コスモスも終末期に入っていて、時の移ろいを感じさせられる。新鮮な翅のヒメアカタテハがいたので追いかけて廻していた。 帰り道、街灯の柱に蛾の仲間が隠れるように…

カレハガ

トンボ撮りを計画していたが、午前3時過ぎまで「梵文和訳・維摩経」を読んでいた所為で起き出したのが9時過ぎ、出掛けるタイミングを失う。庭の物置でカレハガを見付ける。 遠目に見た時は枯れた木の葉がくっついているようだったが近づいてよく見ると蛾だ…

シャチホコ蛾の仲間

龍大深草キャンパスでの講座(般若心経・講読 山田明爾龍大名誉教授)の後、龍谷ミュージアムで開催中の「平山郁夫 悠久のシルクロード展」がまもなく終わるのを思い出し見に行くことにした。その途中、京都中央郵便局近くの路上で意外なものを見付ける。 こ…

コスカシバ

早朝の散歩の折オニユリの群落を覗いていて、茂みの奥の葉の上にコスカシバがいるのを見付けた。 コイツが幼虫の頃は梅や桃、スモモ等の果樹類の幹を食害する、果樹農家の嫌われ者だ。桜の木もコイツに食害される。果樹類は防除がきちんと行われるからそんな…

蛾の仲間

昨日はあれほど沢山のテントウムシがいたのに今日はほとんど見当たらない。 アオキの葉を一枚一枚見落としがないように丹念に探したが、2紋型が僅かにいるだけだった。 テントウムシを探していて毛深い蛾がいるのを見付ける。 目線より少し上の枝にいるのと…

マエアカスカシノメイガ

一昨日見つけておいたワラビの事が気になっていて早めの夕方の散歩に出る。 ワラビは今年の初物だから早く喰ってみたい、そんな誘惑に駆られていたのだ。 採れたのは少量だが卵とじにでもすればカミサンと二人の一品になりそうだ。 ワラビ採りの帰り道、マエ…

ウスキツバメエダシャク

今朝一番に3日間留守にしている間に溜まった蔦の葉やノウゼンカズラの落葉の始末をする。 この時季は落葉の掃除を一日2回はしないとご近所の迷惑になるほどだから、3日間の落ち葉の量は結構あった。 そんな掃き掃除をしていて白い蛾を見付けた。 後翅を傷め…

ウスバツバメ

JR湖西線蓬莱駅の近くにある中学校の校庭の桜の木でウスバツバメを見つけた。 3年前に偶然通りかかって見た時はえっ!と驚くほどのウスバツバメが桜の木にいたが、今回は僅かな数しか見当たらない。 羽化の全盛期は既に終わったような感じだ。 関西では多く…

肌寒い朝

少し風のある肌寒い朝だ。 朝の散歩に出ようとして階段でトカゲを見る。 寒さの所為か近づいても逃げようとしないのだ。体温を上げるために日向ぼこしているようだった。昨夜の気象予報では最低気温は15度だったが恐らくそれ以下のように思える。 トカゲが活…

キイロスズメ(蛾)

畑仕事の帰りにITOUさんの奥さんがキイロスズメの幼虫を持って来て下さった。 先日来からITOUさんにはセスジスズメ、ルリタテハ、エビガラスズメなども貰っているのだ。 エビガラスズメの終齢幼虫は玄関先で食草の取り換えをしていた時の油断で脱走されてし…

柚子の落果とノウゼンカズラ

庭の柚子の落果が一時止っていたが3日前ほどからまた多くなった。 急に暑くなったそんな天候の所為だろうか。 木に残っているのはもうほんの僅かだ、自然落果のことは承知しているがここまで多いとは。 Webで柚子のことを調べていた時、木に咲いた花の実と…

シャチホコガの仲間

雨の晴れ間を狙って柚子の木にいるアゲハの幼虫の様子を見に出た。 鳥に喰われたり寄生蜂にやられる前に、書斎の飼育箱に来てもらい、成長の過程を撮ることにする。 昨年と違って今年は虫撮りに専念することを自分に課した所為もあってか、春先以来これまで…

身を隠す蛾

ホタルの情報があちこちから聞こえてくる。 じっくりとホタルを撮りたいと思い、その場所探しに朽木(高島市)の奥へ出掛ける予定だったが、午前9時前強烈な睡魔に襲われる。あまりの眠さに横になってしまった。目覚めたのが午後1時だった。 撮影の準備は…

キバラケンモン

ITOUさんの菜園の土手にあるイチジクの木に若芽が伸び始めているのを見つけ、菜園に入ってみる。 ITOU昆虫園と名付けているこの菜園で、昨年はいろんな虫を撮ったが、中でもキボシカミキリの飛翔を撮るために3時間近く粘ったこともあった。 そんなことから…

キアゲハとリンゴドクガ

3日間のドライブはたかだか750kmほどの距離だが結構疲れた。 それに思っていたものが撮れなかったこともあり疲労感だけが残っている。閉めきっていた3日間の空気を入れ替える為、窓を開けようとして、カーテンにキアゲハが止まっているのを見つけた。 それ…

ミモザの花

散歩の道すがらミモザの木を何箇所かで見かけるが、中でもHさんの庭のミモザは立派だ。 花が咲き始めている、遠くからも黄色く盛り上がった見事な姿がそれと判る。 一昨年の秋の半ば川向こうのある住宅地の庭で、ミモザの木に沢山のキチョウが止まっているの…

冬・蛾の幼虫

書斎の南側の窓際に蛾の幼虫がいるのを見つけた。 ゆっくり這っている。「えっ!」と思った。季節は12月の終わり、しかも2階の窓際なのだ。 この寒さの中を2階まで上がってくるとは。急いで室内に採り入れた。 何という蛾なんだろうか。 Webで探してみたが同…

蛾の仲間

昨日前まで玄関先のブロック擁壁にいたカタツムリが見当たらないので探していた時、木の影に身を潜めている蛾を見つけた。 フユシャクの仲間だろうか、Webでいろいろ調べてみたが名前が分からない。 蛾の図鑑を見ていて蛾の種類の多さに驚いている。 「蝶屋…

フユシャク蛾

冷たい時雨が通り過ぎたあとの庭でフユシャクの仲間をを見つけた。 ほとんどの虫たちが姿を消してゆく寒空の中で生きることを選んだフユシャク蛾。 このフユシャクの仲間のクロテンフユシャクには初冬タイプと晩冬タイプの二種類がいるという。クロテンフユ…

ハチを追う

朝の遅い散歩の途次ツユムシを見る。 この時期しかも今冬一番の寒さだったのにツユムシを見るとは驚きだ。指先でつついても飛び立つこともなくヨロヨロしている。夜の寒さに傷めつけられたのだろう。命の終りが近いようだ。 アリとキリギリスの話を思い出し…

リンゴドクガ

ご近所の庭先にあるレモンの木に青い実が沢山ついている。それに小さな白い花びらがポツポツ見えるのだ。この寒空に花を付けるのは季節知らずかと思ったが調べてみると、レモンの木は四季咲きの特性を持っているのだ。 このレモンの花を撮ろうと近づいた時木…