マエアカスカシノメイガ

一昨日見つけておいたワラビの事が気になっていて早めの夕方の散歩に出る。
ワラビは今年の初物だから早く喰ってみたい、そんな誘惑に駆られていたのだ。
採れたのは少量だが卵とじにでもすればカミサンと二人の一品になりそうだ。

ワラビ採りの帰り道、マエアカスカシノメイガを見付けた。


薄衣のような白い翅をもつ綺麗な蛾だ。
マエアカスカシノメイガ(ツトガ科 ノメイガ亜科)、幼虫は薄い緑色の小さなイモムシ、キンモクセイなどモクセイ科の木を食樹にしている。終齢幼虫になるとキンモクセイの葉を吐き出した糸で丸めて巣を作りその中で蛹化する。年2世代、最初の出現期は4-5月のようだから早々とした羽化のようだ。

Webで調べていて「成虫で越冬する」という記述と「サナギ越冬らしい」という記述があるのを見付けた。「生態はよくわからない」とも書かれていた。