リンゴドクガ

ご近所の庭先にあるレモンの木に青い実が沢山ついている。それに小さな白い花びらがポツポツ見えるのだ。この寒空に花を付けるのは季節知らずかと思ったが調べてみると、レモンの木は四季咲きの特性を持っているのだ。

このレモンの花を撮ろうと近づいた時木の下に黄色い蛾の幼虫を見つける。
今まで見たことのない蛾の幼虫だったので書斎の飼育箱に来てもらうことにした。

幼虫の名前は リンゴドクガ。
毒蛾という名前は付いているが、幼虫にも成虫になった時も毒はないとのこと。


黄色いふさふさした毛とお尻の朱色のワンポイントの毛、背中を丸めた時の黒い地肌、幼虫は華麗な姿だが成虫は地味な灰色の模様を持つ蛾だという。

食草はリンゴ、ナシ、サクラ、クヌギ、カエデ等。果樹園では相当な嫌われ者のようだ。
ITOさんの菜園にある桜の葉を貰って暫らく観察してみよう。
今日はこのリンゴドクガの他に、ナナフシ、イナゴ、オンブバッタを見た。
ナナフシもイナゴもオンブバッタもよろよろと盛時の姿は何処にもない。