アオシャクの仲間

今朝、龍谷深草キャンパスでアオシャクの仲間を見付けた。


授業に遅れまいと地下鉄くいな橋駅から小走りだったのに、サツキの植え込みの上に青いガを見つけると立ち止まってしまった。
急いでコンデジをザックから引っ張りだす。
遅れて教室に入るといつものいい席は取れないかもしれないが、お構いなしで青いガを見てた。

Webの図鑑で調べた限りではカギシロスジアオシャクのように見えるのだが、同定は出来ない。
最初はサザナミシロアオシャクにも似ていると思ったのだが、この蛾の生息地は沖縄本島及び八重山諸島方面だから京都で見ることはない。

冬に見る青い蛾、初めて撮る。


講座の終わった後はいつものコース、ジュンク堂書店と写真ギャラリー3ヶ所を廻る。
あるギャラリーで恐ろしく難解なタイトルを見た。
写真は中国旅行の際バスの中から撮ったという街頭風景3枚の組み写真。
会場にいた当番の人から中国の街頭という説明を受けなければ何処にでも在りそうな風景だ。
その組み写真に「衆生無極」というタイトルが付けられている。
えっ!という思いで見ていたがどうにもこうにもありふれた街頭風景と「衆生無極」の言わんとすることが理解できないのだ。
政治的な風刺が込められた作品なのだろうか。それにしてもありふれた街頭スナップなのだ。
「無極」はブキョクと読むのだろうかムゴクと読むのだろうか、それともムキョクなのだろうか。
歓びが極まりないという意味の「歓無極・カンブキョク」という言葉は聞いたこともあるが、衆生(有情、いきとし生きるも、生命のあるすべてのもの)が無極とは.........。
いろんな事を想像していた。