ベランダの屋根の下に、師走の冷たい風が時に吹き荒れる今も、1匹のジョロウグモがいる。11月の半頃までいた5匹のうち4匹は産卵を終え随時姿を消していったが、コヤツは冷たい強風が時に吹き荒れる師走の今も活動しているのだ。
今朝、コヤツのことが気になり覗きに行く。
見上げていると何か捕獲したものを喰っているよなのだ。急いでコンデジを持ち出す。ジョロウグモは捕獲した獲物を糸でぐるぐる巻きにして吊るし、時間を掛けて喰うという。コヤツも何日か前に巣網にかかった獲物を今日も囓っているのだろうか。
画像を拡大してみるに食事を終わって抱え込んだ獲物は、小さなイボバッタのようにも見えるのだ。イボバッタもずいぶん遅くまで活動しているからソヤツだろうか。
ベランダの屋根裏にいるコヤツはいつ頃まで命を繋いでいるのだろうか。