サルトリイバラの花

雑木林の斜面でサルトリイバラの花を見る。

若葉も大きくなり始めている。
瑞々しい若葉を熱湯で湯通しし細切りにして梅肉を軽くまぶす、ふとそんな一品を考えていた。
サルトリイバラの大きな葉っぱには、母と結びつく小さい頃の思い出がある。
端午の節句の頃になると母はあんこたっぷりの草だんごを作り、このサルトリイバラの葉に包んでいた、もう半世紀以上も前の光景だ、様々のものに結びつく光景、懐かしさがこみ上げてくる。
サルトリイバラの葉はルリタテハの幼虫の食草だったことも思い出していた。

本日の収穫は小さなクモたち、マミジロハエトリ、ネコハエトリ、ワカバグモの幼体、クサグモの幼体、それとヒメカメノコテントウの幼体。

今日は180mmマクロ一本、常用の100mmマクロに比べ老躯には相当に扱いにくくなっている、重いのだ、手ブレ防止のために一脚も考えなければならないが余計に扱いにくくなるだろう。
クモ撮りだったら最も軽い50mmマクロを装着しますか、誰かが囁いている。

180mmマクロ持参だったから撮れたものもある、今日のスズメだ。
(掲載写真はトリミング)