ジョロウグモのペア

昨日の朝、霧に濡れたクモの巣を撮った時にはクモの姿を見掛けなかったが、今日は巣毎にジョロウグモしかもペアがいるのを見る。

このクモはもう産卵を終わったのだろうか、これからだろうか。
近くのキンモクセイの幹などでクモの卵探しだ。

カミサンが録画しておいてくれたNHKスペシャル「足元の小宇宙ー生命を見つめる写真家」を見る。
植物写真家と呼ばれる埴沙萌(はにしゃぼう)さんの日々の撮影活動を追いかけたドキュメントだ。
身近な草花やその種を弾き出す様子、キノコが胞子を飛ばすところ等など日常目にすることのない光景を見事に切り撮っている、関心のある世界だけに息を詰めるようにして見入っていた。

初放送は2013年7月6日、埴さんはこの時82歳と自己紹介されていた。
82歳という老躯だが被写体を見る、対象物と対話する、その感性の若さ、素晴らしいの一言だった。