干し柿とテントウムシ

「ベランダに猿が来てますよ」カミサンの声に階段を駆け上がった。カメラを持ち出した時には野猿は隣家の屋根に移っていてその背中を一瞬見ただけだった。昨年暮れ以来住宅地で猿の姿をよく見かけるという。時には10匹近い集団をも見かけるようだ。そんな事もあって、敷地内で取り残されている柿の実を取り除くようにとの通知もあった。

我が家のベランダにも昨年暮れに貰った吊し柿が2個ぶら下がっている。猿の姿を見失った後コヤツを取り入れる。その時、柿が吊るされた庇の下でテントウムシが2匹転がっているのを見つけ、コヤツも一緒に取り込んだ。

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越冬中のテントウムシが何処かから転げ落ちたのだろう、死んでいるようだ。

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年賀の挨拶が出来ていなかったと寒中見舞いを1通貰った。自分にも年賀を欠礼した知人がいるのを思い出した。欠礼を侘びて寒中見舞いを用意しなければなるまい。呆け暮らしが続いていると何かと欠礼することが多くなっているのだ。

 

* 逝く友を送りし道に柿簾     風来坊