昼下がりの湖岸を小一時間歩く。和邇浜近くの湖面で見られる水鳥の姿はほんの僅かばかりだった。湖北の山本山に今年もオオワシがやって来たという新聞記事を3日ほど前に見ている。鴨たち冬鳥の飛来ももう間無しだろう。冬鳥たちの賑わいが待ち遠しいものだ。今日はバスボートの影もなく、一人のウインドサーファーを見かけただけだった。
比良颪が吹き付けるとかなりのスピードで湖面を滑って行く。岸辺近くの杭の上にコサギがいるのだ。
このコサギとウインドサーファーとの組み合わせで1ショットできればと思い三脚を据えたが、コサギのフレームの中にサーファーがやって来ることは無かった。
帰り道、カワラヒワの小集団を見る。
早いもので明日から師走だ。今年の老爺の虫撮りや鳥撮りはなんと少なかったことか。残りの1ヶ月はどんな具合になることやら。