ナナホシテントウとセミの抜け殻

比良連山から吹き下ろしてくる風が冷たくなり始めた。今朝は比較的穏やかで陽射しも暖かかった所為か、ブロック擁壁の隙間から葉を伸ばしているアザミの仲間にナナホシテントウがいるのを見つけた。買い物に出掛けようと車庫に向かっている時見つけたのだ。とりあえずザックから引っ張り出したコンデジで1ショットし車に乗り込む。

f:id:gagambow23:20211019231915j:plain

2時間ほどして帰って見た時にはヤツは姿を消していた。夏場のテントウムシと違ってこの時期のテントウムシは、ほとんど動くことがないから、同じ所にいてくれるだろうと思っていたのだが。見る限り擁壁の何処にも見当たらずだった。コヤツは風の当たらない何処かに潜り込んで越冬をするのだろうか。もう随分以前だが、ある神社の軒下で集団越冬しているテントウムシを見たことがある。かなりの数のテントウムシがいた。集団越冬を見たのは後にも先にもその1回かぎりだ。

擁壁のあちこちでテントウムシを探していてセミの抜け殻を見つけ、それをきっかけに庭先で抜け殻を探してみた。

f:id:gagambow23:20211019233804j:plain

金木犀や玄関先のシロダモ、それにナンテンの葉っぱにもしがみついていたのだ。コヤツらが木に登っているところを見つけていれば、三脚を据えるに絶好の場所、その羽化の過程が撮れただろうに。