ウスバツバメの幼虫

写真展最終日の当番は午後からだったので朝早いうちに小さな谷間の畑へ行く。
10日ほどご無沙汰だった畑で、おっ!と思う光景を眼にした。
大きな梅の木2本が葉っぱ一枚残さずという状態で無残な姿になっているのだ。

葉を食い荒らしたヤツはウスバツバメの幼虫だ。
枝の高みのあちこちで幼虫は僅かに残っている葉を食っていた。
サクラや梅などのバラ科の木を食うことは承知していたが、これほど見事に食い尽くしているのを見たのはこれが初めてだった。
梅の木のすぐ横の柿の若葉の上にもかなりの数の幼虫が移動していた(葉を齧っているという様子はなかった)

こいつの天敵にはどんなヤツがいるのだろうか。
ヨコズナサシガメがウスバツバメの幼虫の腹部に口吻を突き立てて体液を吸っているところは何度か見たことはあるが、そのほかにはどんな天敵がいるのだろうか。
ヒヨドリムクドリなどは餌にするのだろうか。

* 2年前の撮影分から
  2014/5/29

2014/10/8

ウスバツバメの幼虫がどんなサナギになっているのか、次に来た時には探してみよう。

(22日の日、車の窓にしがみついていたヤツはウスバツバメの幼虫だった、今になって思い出す、何度も見、何度も撮っているのにその名前を思い出せずにいたのだ、チューラパンタカ状態が続いている)