ネコハエトリの獲物

相変わらず不規則な生活が続いている。
午前3時過ぎまで「ゾウの時間ネズミの時間」を読んでいた所為で起き出したのが昼前、正午のニュースを見た後、呆け封じのためにと思い、やり残している庭の草むしりを始める。
集中してやれば小半時もかからない作業が2時間近くかかった。
草むしりをしながらも虫が見つかると作業は中断、虫撮りに大半の時間が取られていた。

最初に見付けたのは、ツタの葉の上でネコハエトリがヨコバイの幼体を捕食しているシーン。
コンデジEX-10をポケットから引っはり出したがうまく追いきれないのだ、急いで眼デジを取りに書斎に駆け上がる、何事ですかと言わんばかりにカミサンに睨まれた。

オニユリの間の草むしりに手を突っ込んだ時には、灰色の翅に紋を持つガを見付ける。
カブラヤガ (ヤガ科 モンヤガ亜科)だろうか。

塀に這うツタにはアカガネサルハムシがいた。

小さな庭ではこれらの他、羽化したばかりと思えるカマキリの幼体、小指の爪ほどもない小さな白いガ、アカクビナガハムシなどもいた。

柚子が花を付けているが昨年に比べると随分少ない。
これから先、落花があったり落果がある。
秋の収穫時にはどれだけの実が採れるだろうか、あまり期待できそうにない。