なんという蛾の幼虫だろうか

今日は明日から始まる写真展の前準備の日だった。
会場のレイアウトなどの作業はいつものように皆さんにお願いして、部屋の片隅で半ば呆けていただけなのに、妙に疲れていた。
我儘な日暮をしている老躯は集団行動が一段と苦手になっている、それが疲れを呼んだのだ。


車に乗る時には気づかなかったが、車庫入れをしようと運転席側の窓ガラスを下ろしていて、薄黄色に黒い文様のある毛虫を見つける。

駐車場の桜の木の下に止めていたから桜の木から落ちてきたイラガの幼虫だと思っていた。
PCに取り込んでよく見るにイラガではないようだ。
図鑑で調べてみるも似たような幼虫は見つけ出せずだった。
疲れが出てPCの前でうつらうつらした状態だったから、同定できる写真を見逃していたのかもしれない。
判らない虫の名前や草花の名前を探し出そうとする執念が、2年前くらいから稀薄なっている。
知りたいという知識欲が薄れていくようでは、寂しい限りだ。


なんという蛾の幼虫だろうか。
なんという蛾の幼虫だろうか。
尋ね続けねば........。