昆虫その他いろいろ

スジモンヒトリの交尾体とセスジスズメの若齢幼虫

早朝、ITOU昆虫園へ行く。 オクラやインゲンの蔓などが引き抜かれ2畝ほどが秋の播種に備えて荒起しされていた。 オクラにいたフタトガリコヤガの幼虫の変化していく様子を見たかったが、肝心のオクラが無くなったのだ、見られなくなってしまった。イチジク…

ヒグラシ

夕刊を取りに出た時、ヒグラシの鳴き声を聞く、お隣のTさん宅の外壁にいた。 早朝とか夕方遅く鳴き声はよく聞いていたが姿を見るのは今季初めてだった。 薄暗くなり始めていたのでもう一つ満足できないショットだ、光のいい時間帯に撮りたかった。 うらは蜩…

イチモンジセセリの貌

朝の涼しい内にと思いITOUさんの菜園へ行く、午前7時前だったが陽射しが厳しく僅かばかりの滞在時間で追われるように帰ってきた。 虫の姿は少なく、イチモンジセセリ、ルリチュウレンジ、アカクビナガハムシ、ヤマトシジミ、ショウリョウバッタ、チョウセン…

ハラビロカマキリの幼体

日陰になった午後からノウゼンカズラの枝打ち作業ををする。 フエンスから伸びだしているこのノウゼンカズラは樹齢40年近くなる老樹、刈り込みもほとんどしなかったから伸び放題、今夏もずしりとするほどの葉を茂らせていた所為で台風12号の影響をまともに受…

アオバハゴロモの未成熟体

台風12号の去った後、家の周囲を見て廻る。 台所の吐き出し口に設置していたサンシェードが吹き飛ばされて支柱の足が折れ、使い物にならなくなっていた。 これまで何度も台風の強い風を受けてきたがサンシェードが吹き飛ばされることは無かった、はじめての…

コクワガタ

玄関先のナンテンの木の下でひょろひょろと伸びているタカサゴユリに、コクワガタが来ているのを見つける、先日はキリギリスがいたが今朝はコクワガタだ。 連日の猛暑のため楽しみの虫撮りにも行けない老躯を思いやってか、虫たちがやって来てくれるのだ、10…

キリギリス

新聞を取りに出た時、玄関先のナンテンの木にしがみついているキリギリスを見つける。 例年一夏のうちに何度かキリギリスがやって来るが、今夏は今朝が初めての来訪だ。 何処からやって来るのだろうか。 昼過ぎ、オニユリにクロアゲハもやって来た。 待望の…

ミントの群落にて

琵琶湖を望む高台にある住宅地も数年前までは空き地が点在していたが、今では空き地も僅かばかりだ、(空き地が少なくなったかわりに空き家が増えている) そんな空き地の一つに野生のミントが土地のほぼ半分を占有している所がある。 早朝、ミントの花に虫…

ゴマダラカミキリ翔び立つ

今日は延期になっていた自治会の草刈りの日、午前9時からの開始だ、炎天下の作業だったので相当に疲れた。 帰ってシャワーを浴び横になるとすぐに寝てしまう、買い物に行きますよとカミサンに起こされるまでぐっすり寝ていたようだ。ゴマダラカミキリは昨日…

極小のケムシ

買い物から帰り車を階段下に停めて荷物を運び上げ、車に戻って車載温度計を見た時、表示は35度を示していた。 うんざりする猛暑だ、買い物からの帰り道、琵琶湖に注ぐ小さな川で3人の釣り人を見掛けていたので撮りに行くつもりだったが断念した。 こんな暑さ…

クロコトビハムシだろうか

降り続いた雨が上がり明るい陽射しが戻ってくると途端に真夏日だ、老躯には厳しい日になる。 風が通り抜ける玄関先のシロダモの木に、これまで見たことのない極小の甲虫の仲間がいるのを見つける。 先日手に入れた「ハムシ・ハンドブック」を見ていなければ…

オジロアシナガゾウムシ

終日雨降り止まず。 各地で洪水や土砂崩れ、家屋の浸水、交通機関の運休等などいろんな被害が出ているようだ。宅急便の荷物を受け取りに玄関先に出た時、シロダモの樹の下のタカサゴユリにオジロアシナガゾウムシがいるのを見つける。 直接雨の当たらない場…

シオヤアブ

買い物から帰り荷物を下ろしていて、隣のブロック塀にシオヤアブがいるのを見つける。 茶色いハチのようなものを掴んでいるのだ。 荷物を階段下に置いたままにして、ショルダーバッグからコンデジEX-10を引っ張り出す。 随分久しぶりにシオヤアブが獲物を取…

カマキリの幼体2種

アンドリュー・パーカーの「眼の誕生」をやっと読み終えた、10日近くかかっている。 現役時代だったら3・4日で読了しただろうに、老眼ショボショボの現在では仕方あるまい。 庭先で、カマキリの幼体2種類を見る。 一体はヒメカマキリの幼体。 ヒメカマキリは…

アシナガバエの仲間

玄関先のシロダモの木で、体長10mmほどの金緑色の体に縞模様の翅を持つハエの仲間を最近よく見かける。 今朝も風のそよぎを受けた木漏れ日の葉の上で、一瞬宝石のように輝いて見えた。 その美しさに急いで100mmマクロを持ち出した。 図鑑で調べて見るに、ア…

アカクビナガハムシの貌

「眼の誕生・カンブリア紀大進化の謎を解く」アンドリュー・パーカー著 が面白くて一気に読み通そうとしているが、老眼の疲労が甚だしくて長時間は耐えられない。 眼休めと気分転換のために100mmマクロを持ち出した。 ITOU昆虫園と勝手に称しているITOUさん…

チャドクガの幼虫

キアゲハを追いかけて段々畑の斜面を滑り降りた時、眼の前のお茶の木にチャドクガの小集団が点々といるのを見つけ、たたらを踏んだ。 毒針毛を持つヤツだ、一度だけ左二の腕をコイツにやられたことがある。 赤みを帯びた二の腕のかゆみをともなう皮膚炎は一…

ゾウムシの仲間

昨夜は遅くまで「眼の誕生・カンブリア紀大進化の謎を解く」アンドリュー・パーカー著を読んでいた、その所為で11時過ぎの起き出しだ、午前中虫撮りに行く予定だったが実行できずだ。 午後遅く、昨日と同じフィールドへ行く。 栗の木にもザクロの木の下にも…

ザクロの樹の下で

梅雨の晴れ間を見計らって虫撮りに出掛ける、目的地は小さな谷間を越えた向の畑だ。谷間に降りる細道は、通行を拒むかのようにクマザサが伸び、葛がその上に覆いかぶさっていた、ところどころに野茨も伸びているのだ。 一脚を杖代わりにして草道に踏み込むこ…

アミメアリとアブラムシ

玄関先のシロダモの木に極小の黒いアリの小集団がいるのを見掛け、100mmマクロを持ち出す。 ファインダーを覗いている時は気が付かなかったが、PCにとり入れ拡大して見ていて、アリの小集団がいたのはアブラムシのコロニーの上だと気付く。 黒褐色の小さなア…

庭にいた虫たち

庭の柚子の木ではモンキアゲハの幼虫が終齢幼虫になり始めている。 モンキアゲハの幼虫のすぐ近くの葉っぱにガガンボの仲間・キイロホソガガンボがいた。 オニユリではヨコズナサシガメの幼体、ネコハエトリ、アカクビナガハムシ、クサグモがいた。 門扉の格…

オオヨシキリ

路肩に車を停めフィールドに入る時決まって通らせてもらう畦道がある、87歳になられる老爺が野菜を育てている小さな畑の畦道だ。 今朝はこの畦道に足を踏み入れようとした時、驚くほど甲高いオオヨシキリの啼き声を聞く。 老爺がエンドウ豆用に畑に設えてい…

越冬中のヨコズナサシガメの幼体

大晦日だと言って改まってすることはない、比較的穏やかな午後だったので、2時過ぎ、読書の眼休めにと思い100mmマクロを持って散歩に出た。 桜の老木の洞で越冬中のヨコズナサシガメの幼体を見付ける。 住宅地の一角にある小さな公園には、桜の老いた大木が…

ツヤアオカメムシ

早朝の玄関先は薄っすらと雪化粧していたが間なし消えてしまう。 雪の消えた階段で2匹のツヤアオカメムシを見つけた。 ツヤアオカメムシは成虫で越冬するという、階段の上に伸びる木蔦の茂みで越冬中のヤツが何かの拍子に転げ落ちてきたのだろう。 寒空の下…

晩秋のアオバハゴロモ

買い物帰りの荷物を運び上げていた階段で、3段ほど上を行くカミサンの足元から小さな薄緑色のものが飛び上がったのを見る、アオバハゴロモだ。 そこは陽射しが暖かく風も当たらない階段の一角だったが、それにしても今朝の最低気温は1度だったという晩秋な…

雪虫を見る

鳥撮りに少し遠出したが全くの不作だった。 収穫のなかった疲れ体を引っ張り上げるようにして階段を上っていた時、玄関先のシロダモの木の下で白い小さな綿毛が舞っているのを見付ける。 日陰になり薄暗くなり始めたシロダモの木の下には5匹ほどの雪虫がふ…

煌めくクモの糸

小さな谷間を越えた向うの段々畑の斜面では茶の花が最盛期を迎えている。 お茶の生産農家ではいい茶葉を収穫するため茶の花は摘み取ってしまうようだが、この畑のお茶の木は茶葉を採ることもなく何年も放置された状態だ。 昨年秋の花の実が今もこぼれ落ちず…

寒風の中のオンブバッタ

湖国にも木枯らし1号、寒々とした風が時折吹き荒れる一日だった。 階段下の道際は風溜まりになっているのか驚くほどの落ち葉が吹き寄せられている。 擁壁に這うツタの葉が落ちてしまうまでは、これから先も風が吹き荒れる度に掃除が大変だ。 四時過ぎ夕刊を…

オンブバッタ

玄関先に今日はオンブバッタが来てくれていた。 陽射しが明るい時は階段の踊場も暖かさがあるが、陽がかげり風が吹き抜けると、そこは急に肌寒くなる、そんな肌寒さの中にいるオンブバッタは指先で突っいても跳ぶことはなかった。玄関先のタカサゴユリにいる…

ニラの花にいた虫たち

ご近所のMさんの畑もここ2年程放置されたままになっている。 体調をくずされる前までは、季節季節の野菜づくりに励んでおられ、それは見事な菜園だった。 採れ過ぎたキュウリなどを畑の横に並べ「どうぞお持ち帰りください」の札をだすこともしばしばだった…