イチモンジセセリの貌

朝の涼しい内にと思いITOUさんの菜園へ行く、午前7時前だったが陽射しが厳しく僅かばかりの滞在時間で追われるように帰ってきた。
虫の姿は少なく、イチモンジセセリ、ルリチュウレンジ、アカクビナガハムシ、ヤマトシジミショウリョウバッタ、チョウセンカマキリ、セグロアシナガバチを見かける。
ランタナの花にアゲハの仲間が来ることを期待していたが見ることはなかった。

ITOUさんの菜園に接するUさんの庭に、背丈3mを超えるセイヨウニンジンボクが茂っている。
今まで気が付かなかったがセミの抜け殻が点々とくっついているのだ、11個ほど数えた。
枝の高みにはクマゼミアブラゼミがいた。


セミの鳴く季節も終末期だろう、耳をつんざくほどに聞こえてきた鳴き声も、今朝は全く無い。
炎暑は続き続けているが時はきっちりと秋の来るのを刻んでいるのだ。


司馬さんの「街道をゆく 壱岐対馬の道」を読んでいる、無性に同じ道を辿ってみたくなっている、旅に出たい、旅に出たい、そんな思いが沸々とこみ上げてくる。